医療のデパートとも呼べる総合病院
2月 5th, 2015
皆さんは総合病院へ行ったことがありますか?街の中にある大きな病院は、その多くが総合病院といっても過言ではないでしょう。では総合病院はどのような役割を果たしているのでしょうか?
総合病院は、街の中で言えばデパートのようなものだと捉えることができます。いろいろな科目があり、それぞれにその道に長けたエキスパートがいるのです。そのエキスパートである医師は、患者であるあなたに的確な診療を施します。あなたは安心して医師の診療を受けられるわけです。しかも何軒も病院をはしごしなくても、1つの病院で自分のかかりたい科目が受けられるのですから便利に越したことはありませんね。
総合病院ならではのメリットのひとつに医療連携があります。これは、いろいろな要素が重なって疾患となっている患者に対し、それぞれの診療かが連携して複合的な治療を一元化して行うのです。こうすることにより、患者自身もいろいろな病院にいかなくても1つの総合病院で済んでしまうのです。したがって患者の負担も減ります。病院側も1つのカルテですべてがわかりますので次はどのような治療をすればいい、といった方針を決めやすくなるのです。方針が合わなければ医師同士で話し合って決めればいいのですから治療しやすいですよね。
総合病院は、街に根ざした大きな病院としてこれからも機能していくことでしょう。1人でも多くの患者を救う、それが総合病院の担う使命なのです。
また、あらゆる部門がある総合病院は、教育部門が整っているので看護師さんの転職先として人気があるのだそうです。教育=キャリアアップということをイメージできますが、部署異動の気分転換や研修が多い分、現場から離れられるという内部事情があります。
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